筑波会議に参加しました

今日は筑波会議でした。筑波会議とは、世界中の若手研究者や起業家を集め、世界的な課題について討論する国際会議です。
(以下感想。雑感なので長いです。すみません。)

開会式はバーチャルアーティストIAのライブがあったり、大盛り上がりだったとのこと。ぼくは仕事で遅刻だったのですが、温暖化する世界の都市についてのセッションに参加できたり して大満足でした。

ここ数年、熱波は世界中で大問題になっていて、ベルギーで41℃、フランスで45℃、パキスタンではなんと50℃を記録したこともあったとのこと。このままの気温上昇ペースで行くと、人類が地球に適応できなくなるのは時間の問題で、その解決方法についていろいろな議論が交わされていました。アメリカ中西部の地下水脈に関する現地の学者のレポートなんかもあって「あっ!ナショナルジオグラフィックで読んだやつだ!」と興奮しました。もう完全に『インターステラー』の世界。

2番目のセッションでは、モリカトロンの森川さんと勝手に合流して先端科学が社会に与える影響についてレクチャーを受けました。ある種の物理学が進むことで、CTスキャンの解像度が上がったり、物質の応用範囲が増えたりするとのこと。iPhoneなどの携帯端末に70以上の元素が使われていて、そういうレアな物質をどうするかが持続可能性には重要だよね。みたいな話で盛り上がっていました。森川さんの絵はババーンと使われていました。今後も使われるみたいです。

セッションの後はつくば市の主催でつくば市のおいしいもの大会でした。いろいろマニアックな話が聞けて、ギーク的には超熱かったです。
帰り際に筑波のお酒を色々ふるまってもらい、市長から「クリエイターが必要なんです!」と言ってもらえたり、色々収穫が多かったです。
写真は南アフリカの自然科学の研究者とアスリート向けのハイテクインソールの開発をしている大阪の人と農業畜産研究者の方とパチリ。

 

2019年10月02日