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横井三歩の最近の活動について

更新が滞っていてすみません!

何やってる人なの?とよく聞かれるので、自分のやっている仕事をざっくり整理してみました。が、長い!興味ある人だけ見てください。
自分の一番のメインの仕事は、『てれびげーむマガジン』と言う雑誌でゲームを子供たちに紹介する仕事です。
今年は「Nintendo Switchで遊べるマリオシリーズ」『スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド』『ミートピア』『マリオゴルフ スーパーラッシュ』『おすそわける メイドインワリオ』『Nintendo Switch 有機ELモデル』『マリオパーティ スーパースターズ』などの紹介マンガを描きました。2009年からやっているので間もなく12年。ありがたいことに毎月子供たちからたくさんのお手紙が届きます。
仕事の中で「わかりやすく伝える技術」を磨くことができたので、それを学生に教える仕事もしています。教えながら技術の体系化も進めていて、徐々に洗練されてきました。学生たちの協力あっての物なのでありがたい限りです。
今年は専修学校・専門学校でレギュラー講師だったほか、大学の公開講座の手伝いやドイツやアフリカの学生向けに教える仕事もしました。サイドワークでやっている活動ですが、「~~を説明したい!」と思っている人は多いらしくて随分需要があるようです。自分が担当した中では、オープンデータやAIの研究者に取材して、一般向けに紹介する仕事がかなり面白かったです。
絵で伝える技術を使った「言葉を使わないマンガ(サイレントコミック)」は国際的に評価をされて、カナダ大使館 高円宮ギャラリーで大きな展示を開いてもらえました。この展示自体はCOVID-19の影響で一般公開されませんでしたが、来年岩手で大きな展示をすることになりました。カナダ大使館、ケベック州政府、岩手県などの他、NHK、朝日新聞・毎日新聞・読売新聞などメディアが後援についてくれて楽しみな活動になりそうです。
カナダ・ケベック州の作家とのコラボレーションはこれからも増やしていく予定です。
わかりやすいことばかりをやるのもつまらないので、新しい活動も積極的にしています。今特に興味があるのは、マンガを使ったアート作品の制作と3DCG×マンガです。
紙アートユニットのPaperParadeさんと制作しているManga活字は書体のシルエットではなくテクスチャにアイデンティティを与えようという試みです。今はまだ悩みながらやっている感じですが、それが楽しいです。成果物は超カッコいい仕上がりで、スクランブル交差点前のシブヤTSUTAYAで展示をしてもらいました。
3DCG×マンガは映像制作会社ズーパーズースとの共同プロジェクトです。監督・カメラマン・照明・役者などすべてのスタッフがデジタル空間に入り、撮影を行います。役者さんの動きにあわせて3Dのアニメキャラクターが動き、実写の要領でアニメーション作品を作ることができます。ぼくはキャラクターや衣装、舞台作りを手伝っていますがなかなか面白いです。
Blender、ZBrush、Rhino7、Marvelou Designer、Unityなど様々なソフトの使い方もちょっとだけ覚えました。
「テクノロジーおもしろい!!」そんな気持ちを日々発信していたところ、クリーク&リバー社さんから「VFXのマンガを描かない?」という依頼をいただきました。渡りに船!とばかりだったので仕事をしながら日々勉強しています。
来年は応用的な研究をしながら作品制作を進めます。毎日できることが増えていて、ワクワクしています。面白いなー

2021年12月31日